田柄二サッカークラブを母体として設立

平成19年10月よりクラブチームとしての活動を開始

PELADA FCは40年以上前から練馬区立田柄第二小学校のサッカーチームとして活動していた田柄二サッカークラブを母体として設立されました。当時の田柄二サッカークラブは学校の先生、父兄がコーチとなって指導を行うアットホームなクラブでしたが、活動内容の活発化、また技術的な向上を目指し、サッカー指導者の資格を持つ現代表、スタッフにコーチ就任の依頼がありました。その後活動を続けていくうちに、子供の体力の低下、家族の結びつきの希薄化、更には地域社会の人間関係の希薄化を痛感し、子供たちのために何らかの活動を起こす必要を感じ、平成19年10月よりサッカーのクラブチームとしての活動を開始しました。

現在PELADA FCには複数のサッカー指導者が集い、クラブチームとして子供たちの鍛錬の場を提供すると同時に、活動のすそ野を広げるためのサッカー教室の開催をしております。しかしながら限られた人的資源と資金といった制約の中で、現状の活動を維持するにとどまっています。こういった状況の中私達は、地域社会の潜在的な力をボランティアや寄付という形で結集できれば、スポーツを通じて個人レベルの、そして地域社会レベルの問題を解決し、健全な社会を作り上げることが可能になると考えました。それこそが子供たちの幸せに直結することと思います。

現在、小中学生対象のサッカーのクラブチームの運営を核に、サッカー教室の運営を通じての啓蒙活動を行っておりますが、今後は更に指導者・審判の養成も行うなど、活動の幅を広げていきたいと考えております。そのためにはPELADA FCをNPO法人とすることが急務と考え、本年6月設立総会を開催するに至りました。

今後はPELADA FCはNPO法人として更に組織を強固なものとし、活動領域を広げ、支援者のお力を得て地元社会に貢献し、子供の幸せに寄付していきたいと願っております。

平成29年7月1日

NPO PELADA FC　理事長　上野　貢市